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トカゲの世話

ケージの管理をしっかりと

トカゲの世話においては、散歩に連れ出したり、毛をおしゃれに切ったり、へんてこな服を着せて自慢したりといった手間は必要ありません。エサを与えることとケージ内の温度をチェックすることだけが、おもな日課となります。

また、必要に応じて、水や床材を交換し、フンや食べ残しを除去し、ケージ内を清潔にたもちましょう。

ケージごと日光浴させる際には、ケージ内全体の温度が上がりすぎないよう気をつけましょう。また、鳥などの天敵の襲来や、トカゲの脱走には、くれぐれも用心してください。

しっぽ切り

トカゲ特有の注意点として、いわゆる「トカゲのしっぽ切り」があります。これによりトカゲの尾は、とても切れやすくなっています。スキンシップやケージのメンテナンスの際に、尾に強い刺激を与えないように注意しましょう。

尾が切れてしまった場合、切断面はただちに保護されますので、心配はいりません。あくまでも生態の一部ですから怪我ではありません。種類によっては再生もします。

スキンシップはほどほどに

トカゲは基本的に、地面や樹木に張り付いた状態でひっそりと暮らす生物です。しばしばカメレオンがそう呼ばれるように、動物界の「忍者」といった生態を持っています。

そんなトカゲたちにとって、足や腹が宙にさらされるような状態は、天敵の鳥にさらわれたかのような恐怖感を与えてしまいます。スキンシップのためにケージから取り出す際には、極力、四肢がフリーな状態にならないよう気を配りましょう。

取り出したあとにも、常に手のひらに乗せるなどして、なにかしらに張り付いた状態をたもつようにしましょう。

たまに錯覚してしまうオーナーさんもいらっしゃいますが、トカゲは絶対に人間になつきません。飼い主を見慣れて警戒をゆるめることはありますが、そもそも人間という存在にまったく関心がないと考えてよいでしょう。そして人間とのスキンシップは、絶対に好まないことであり、ストレスにほかなりません。もちろんスキンシップをするなということではないですが、あくまでも一方的な愛情表現であるとの自覚を持って、ほどほどにとどめるようにしましょう。

トカゲと末永く付き合ってゆくには、適切な距離感が必要なのです。

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